パソコンが壊れる時
パソコンは値段の低いものでも1万円以上、高性能なパソコンになると最低でも20万円以上と性能に比例して値段も高くなるものです。
安くないものですので、出来るだけ長持ちさせて使いたいと思うのではないでしょうか。
一般的にノートパソコンなら3~5年、デスクトップパソコンなら5~7年の寿命と言われています。
以前はメーカーによって壊れやすい、壊れにくいというものはありましたが、国内海外問わず現在はそういった差が少なくなってきおります。
ではどういう時に壊れるのかは2種類に分けられます。
①システム、ソフトウェア、ウィルス(マルウェア)が原因
・毎月あるWindowsアップデートのようなシステムのプログラム更新の失敗
・相性の悪いソフトウェアをインストールしたことによる不具合
・ウィルス(マルウェア)感染による不具合
これらによってパソコンが起動しなかったり、頻繁にフリーズしたりがあります。
ただし、これらの故障は初期化や再インストールで不具合が解消される場合があります。
②物理的な原因
・パソコンの電源を管理する電源ユニット
コンセントから来た電気をパソコン内部へ使えるように電力を供給しています。
・ストレージ(HDD、SSD)
ファイルなどのデータやOS(オペレーションシステム)を保管しています。
・マザーボード
パソコンの基礎の部分で、パソコンの部品のすべてが繋がっています。
これらは故障すると動作が不安定になったり起動できなくなったりします。
・グラフィック(ビデオ)ボード
パソコンからの映像をモニターに映す部品で、故障すると画面が映らなくなります。
・冷却ファン
パソコン内部のCPUなどを冷やす部品で、故障するとパソコン内部が熱くなって動作が遅くなったり他の部品へダメージを与えます。
・ノートパソコンのヒンジ(蝶番)
ノートパソコン本体とモニターを繋ぐヒンジは開閉の際に動かす部分で、壊れると開閉が出来なくなったり内部の配線が断線してモニターが映らなくなります。
・モニター(ディスプレイ)
パソコンからの映像が映される部品で、故障の内容次第では使えたりします。
また、パソコンの壊れにくい使い方があります。
・アプリやソフトウェアをたくさんインストールしない
使わないのにインストールしたアプリなどがあるとストレージ容量が足りなくなったり、システム干渉を起こす可能性が高まります。
・ホコリが多い所に置かない
パソコンは内部冷却のために吸排気をしていますが、ホコリで詰まってしまうと冷却が十分に行えなくなってしまいます。
・熱くなる場所に置かない
パソコン内部が一定温度以上になると動作不良が起きやすくなります。
・吸入口、排気口を塞がないようにする
網目状の吸入口、排気口の近くに壁や物があると冷却のための空気の通り道が確保できずパソコン内部が熱くなり動作不良の原因になります。
・衝撃を与えない
パソコン内部は精密機器の塊です、衝撃によってデータが消えたり接触不良になる可能性があります。
・結露に注意する
温度差がある場所では結露が生じて、パソコン内部の水滴がついて故障の原因になります。
衝撃に強いSSDなど、昔に比べて最近のパソコンは壊れにくくなってきていますが、壊れる時は壊れてしまいます。
物理的な原因は代わりの部品があれば直すことも可能ですが、パソコンで一番大事なのはデータです。
壊れにくい使い方をしつつバックアップを定期的に行って、故障の兆候が見られたら早めに交換していきましょう。
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